「トンカツロック」
@Bunkamuraシアターコクーン
まるみ観戦日:
2002/04/13 14:00
       2002/04/25 19:00

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はっきり言わせてください。ここで書けない感想多すぎです。どうなのよ横内!あたしの中で某赤テントに匹敵するほどの自己陶酔舞台に思える初回観戦でした。(それでもサンダンスよりはましだったと思うあたり、サンダンスがどういう位置にいるか………ごにょごにょ)とりあえずマトモと思える感想だけこっちにアップしてみる。

前述しましたが私的には内容はサンダンスよりかはましな気がしましたね。なんでかっていうと、登場人物がうじうじしてないから。いや、2名程うじうじさんはいましたが、ほら、平ちゃんがね。あほの子だけど、でもまっすぐ前向きだし。須藤奥様も過去に傷持ってますが、今はきっぷのいい姐さんぶりだし。この2人が舞台をすごく明るい方へ明るい方へもってってましたね。しょっぱな平なんか「いえーーー!」っつってチャリでチエと相乗りで登場だしさ(ふらついてたがね)。マイちゃんがその分前回サンダンスにおける暗い役割をもらってた気がしなくもなく。うん。暗い人は前回と同じ数だけいたけど、それ以上に脳天気な方々がいたおかげで舞台が明るい感じでした。それだけはよかったなあと思う。うん。前回サンダンスはたしかに泣いてしまったけど、それは痛みをえぐり出すような痛みであって、あたし的によかったか、といえばそういう感じではなかったんだよね。可哀想、というのもおこがましい気がするのであれですが。(あたし的には多分見ない部類の舞台だしな)。誰が好き好んで自虐的な舞台見たいと思うんだ(いわんや以下略)。痛すぎて痛すぎてどうにかしてくれ、という痛さは平ちゃんと須藤奥様のおかげで中和されてほどよい爽やかさがあったと思います。うん。まあひとり、前回と同じにしか見えない部分全開の人いたけどね。ええ、篠崎先生。横内はヒロシに何を求めているんでしょうか。キレ役?おざなりに使ってるのが見えてる感じの演出に仕上がっててなんだか悲しくなりました。前回とは違うようにつくっているのだけはわかったの。わかったのよ。でもね、演出………あんただろ。台詞の感じとか一連の優の動きとか見てて、横内が変えようとしているのは伝わりましたが、いかんせん演出がそうでないこともよくわかりました。そして適当につくった役だってこともね(涙)つじつまあってないんだもん。行動に。一幕のよっぱらってキレてふられるところのあたり、すごくつじつまあってない(それがよっぱらいの精神構造といえばそれまでだが、普通よってもあそこまで思考がとぶものですかね、都合良く。そのへんつっこみたいですなあ)し、そのまま二幕で彼女とのことはすっぱり終わってるのもなんかむかつく。まああの時間で一年を表現しようとするから仕方ないんだけどさ。どうなのよあれ。つか、無理に一年にする必要はないだろと常に思います。こういう脚本見ると、扉座見ようとますます思わなくなるんだよねあたし。客演でも真面目に自分のスタイルだしてみろ。ジャニがいるならそれでもやれよ。キャラメル見ててつねにそう思うわたくし。(今のはどうか知らんが、シンデレラ迷宮を思い出すとそう思うわけよ)いいんだろうけどねえ、見る気にはなりませんな。ええ。でも助三郎はよかったと思うな。横内にしてはうまくつくったじゃないか、と思ってみたり。ただ見守るだけの役だけど、あそこまで性格付けができてるのはいいと思うよ。まーも矢沢意識して役つくってたしね(笑)あとはチエかな。ええ。そして小ネタかな。昨日はとんかつは舞台からおちまして。助三郎がとまどいながらも舞台からおりて拾ってました。そしてマイにできるよ!と篠崎先生が説得するとこも「トニセンだってカミセンだって」といってました。さらにメガトンカツを食べるのも助だけでなく奥様も食べさせられて、無言でビール持ってましたね。歌はI LOVE YOU OK,鼻歌は多分…おさかな天国でしょうか?(サザエさんにも聞こえたが)それに助が「アトム」とつっこんでましたが。ああでも奥様が一番光ってたよ…………演技の差ってああいうところで出るね。完全にトニは食われてました。平は負けてなかったけどね(爆)まあそんな感じ。とりあえずもう一度見に行くのでその時に感想が変わっていること切に期待。【4/14】

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