「fragile」ツアー2日目である。ちなみに昨日(初日)もいたが、昨日は遅刻して、約1時間見逃した。だから実質今日が初日のようなものだ。なんせ通して見るの今日が初めてなんだもん。ところで本日の席は1列目6番。しまった一生分の運今回使っちまったよ、などと思いつつ、コンサートは始まった。
照明が暗くなり、天井から7枚の幕がステージ上に降りてくる。一枚にアルファベットが1文字ずつ書かれている。「f」「r」「a」「g」「i」「l」「e」、そう、今回のツアータイトル・fragileである。タイトル文字がそれぞれの幕に記されている。SEとともにそれらにライトがあたる。なんか去年までのツアーと印象違うな、と思いつつ、わくわくしながらスターの登場を待つ。すべての幕にライトがあたり、ウツ登場!1曲目、「見えない灼熱」を歌い上げる。舞台構成はやけにシンプル。去年の「E.A.G.」とか一昨年の「Easy
Attraction」ツアーのような壮大なセットやダンサーはいない。コーラスもいない。サポートメンバー4人とウツだけ。セットも中央に大きなライトがあって、その両脇に白いスクリーンがあるだけ。(もっともこのスクリーンの前に網のようなものがあって遠くから見るとマス目のスクリーンにも見える。ほんとシンプル。ウツ自身は「fragile」のジャケ写のような、ペンキ塗りたくったような感じのジャケット(黒地に白とか紺とか赤とかの。ああ早く画像を・・・いれるのか?)音も前2作とは違う。どちらかというと生音中心。こういうのって今までのウツでは珍しいかも。私の知ってる限りではSpeedwayが近いかも(おいおい)。そっか、こういうのも好きなのね、と思いつつ、1列目なので表情もじっくり見る。すごく楽しそう。いいね、また序盤なのにもう歌い踊りまくり。
3曲うたって1度目のMCで上着をチェンジ。今度は黒のジャケット。息があがりつつ、「上着替えてもいいですか?」と客席を気づかうことも忘れない。「昨日は上着替えるタイミングのがしちゃって・・」といいつつ、昨日の話も少し。なんでも、昨日のコンサートで初めてひととおり通してやったらしい。おいおい昨日ゲネプロですか。苦笑しつつ、時間のこととか言ってたような。(もう2ヵ月ちかくたつから超うろおぼえ。)そうそう、ウツいわく、今回のツアーでぜひ流行らせたい言葉、として「フラジャってる」(こわれてる、って意味???)というのを言っていたな。時々「フラジャってる?」と言うが、場内寒い笑いに包まれる。ああ、果たしてこの言葉はツアーファイナルで定着するのかしら、と思いつつ、次の曲にスタンバイ。
今回、当り前だが、「frajile」からの選曲。このライブ時点でまだ「frajile」聞いていませんでしたから曲もあまりわかっていないけれど、やはり第一印象どおり、生音が中心。シンセの音もどちらかというと落ち着いた位置。いうならばロック・ショウと言ったところか。ウツの歌い方もそんな感じ。うん、去年とは違うね。だから面白い。そしてMC前の曲中でステージ中央と客席の間に階段がおかれる。何事?この後メンバーでも降りてくるの??と思っているうちに中盤、2回目のMCへ。
2回目のMCでサポートメンバー紹介。今回1人のぞいて皆外人なのでここでもう一人のメンバー、通訳のスパイクさん登場。サポートの皆さんたちのご挨拶を訳してくれる。(個人的意見・内容はわすれたが時々適当に訳してたと思うぞ。私的にはおもしろかったからオッケーだが。)そして唯一のジャップ・リュウタ。昨日フルでみた友人によると「メチャクチャおかしい人〜!!(笑)」ということで期待していったがなんかMCは普通だった。しかしこの後演奏中にふと見たら彼には小室哲哉か浅倉大介がのりうつっているのか、と思えるくらい動きがかぶっていた(爆笑)。とくに前後に体を揺らすのと左手をうえに指差しのばすポーズがとくに。そうか、そういうキャラだったのね、と納得(笑)。まあ、そんなことはおいといて。そんなこんなでメンバー紹介終了後、皆さんまえにでてアカペラで一曲。ここで嬉しいハプニング。1列目ど真ん中のお嬢さんたち3人が舞台のうえに一緒に立って、メンバー&この時だけのダンサー(っつーかエイリアンの人形。スタッフが体にくくりつけて踊らすの)トン平・チン平・カン太たちと一緒に踊ったのだ!!おおっ、うらやましい。ちょうど3人のうち2人は浴衣のお嬢さんたちでそれもまた楽しいというか(なにがだよまるみ)。なんか妙にほのぼのしている。(いやきっと後ろの人々はそれどころではなかっただろう。)
まあそんなアカペラコーナーのあと数曲歌ってスクリーンが。真ん中だけ白い。スクリーンをバックに一曲。(ここの効果がすごくよかった。白い部分にステージ後ろからライトをうまく当てて中心にサポートメンバー全員の影がうつるようになっている。それを背に歌うウツ。カッコイイ。生音中心とかいいながら舞台演出がすごくいいので「fragile」の空間というのができ上がっている気がする。その後、暗転。ウツがはけた後スクリーンに映像が。先ほどは生(通訳つき)で自己紹介したメンバーが字幕つきで自己紹介。&リハ中の映像。トン平かチン平だかカン太だかわからないが、エイリアンの人形とたわむれたり(かなり笑える)、同じく人形に人工呼吸したり(メチャクチャ笑える)場内爆笑のうず。そして映像中のドラムの音と生音がシンクロして後半戦へ。
後半戦一曲目は「少年」。ちょっと生音中心のアレンジ。そのごドラムソロがあって、「なんか聞いた事あるフレーズ・・?」と思っていたら「69/99」!!うわ、生で聞くの初めてだよこの曲!!感動!!!確かここで「HOWLING」そして「ROSY
NAIL」へ。もちろんこの曲も生音アレンジ。少し印象がちがう。「69/99」までは照明効果だけをほとんど写していた両脇のスクリーンがここから映像をうつしだす。「69/99」では「Runninng
in the Night without
light」の文字が、「HOWLING」ではCG処理した高速道路(町の中?)の映像が。後半戦、映像もノッてます。そして「Trouble
in Heaven」で大盛り上がり大会。会場皆が一つになる感じ。
ここまでダーッといった後、最後のMC。「タイトル曲です。今日はどうもありがとう」とウツ。そして、最後の曲「fragile」。この曲をきいてて、次にあえるのがすごく楽しみになった。今回のツアー、今までのものを期待してた人は驚くかもしれない。が、未知数のわからない部分にいろいろな変化が期待できる。「生物」のライブが期待できるのだ。ちなみに「fragile」とは「こわれもの」という解釈のようであるが、変わりゆく部分、それはたしかに「こわれもの」かもしれない。だからこそ次の一瞬に期待できるのだ。
久しぶりに「生」の楽しさが期待できるツアーであった。
さて、今回初日とも言えるFCライブのレポートです。
なんで曲書いてないの?と思うでしょう(笑)そう、今はメモみないで書いたインチキなライブレポートみて書いているのです。
曲はどこかであればいいかって事で。
この「fragile」ツアー、4回見に行ってうち2回が1時間遅刻、のこり2回が最前列、というとんでもないツアーでしたのでもう一度フルで見た最終日、NHKホールの方で曲順はいったレポート書きます。(大丈夫、今度はメモ見るから。)
これはどう見ても演出レポートだから、次回をお楽しみに。
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