「FOOTLOOSE〜みんなヒーロー!〜」
@赤坂ACTシアター
まるみ観戦日:2001/9/25 19:00

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さて。フットルースを見てまいりました。まるみ今回ホントに見れないであろうとあきらめた(だってカミコン!!そっちを〜〜〜)舞台だったので嬉しい御縁で見る事ができ本当に大感謝なんですね。(Yこさんありがとう!!)ただ、一つだけ恐怖事項。まるみさん、実はこの話が映画になった時、見てこそいませんが(微妙に幼かったので)、サントラを家でそりゃあもう聞いたんですね。兄が持ってて聞いていたもんで。おかげで話はともかく曲は大体わかるんですよ。で、今でも一番好きな曲がありまして。タイトルすら覚えてませんがね。たしかLet's here it for the boysだったと思うのですが。記憶あいまい。で、それを中澤嬢が歌うのははっきりいってイメージぶちこわしではないか……と本気で危惧してました(言い過ぎ?)。ピンクレディーに浦島りんちゃんがいる時点で歌唱力を持ってる人を入れてると思ったので。まーですら危険かな?と実は思って入った次第。今回席は19列の一番端。ACTシアターは実はまだ赤坂ミュージカル劇場の時に見に来ているのですが(ファントムです。当時のレポはこちら)、19列、結構うまく見えるんですね。BLITZ同様、なかなかうまい会場のつくりだ、と思ってみたり。開演前にYこさんともお会いできたのでちょろちょろ話していたのですが、ACTシアター、もともとはミュージカル劇場なので、ピットが舞台下の半地下にあるんですね。そこでどうやらバンドの方々がいたようで。「生なんだよ〜」と教えてくれました。うーむ、四季のやり方って使えるのね、とちっと思った次第。まあともあれ、生のまーと浦島りんちゃん(これ重要!)、そして生ピンクレディー、そしてちらっと中澤嬢に興味って感じで臨んだとこで開演。

で、開演。どうやらダンス担当と歌担当にきっちり分かれてるのね〜と思いました。最初のダンスとかしっかり踊ってていいですよ。ええ、さすがプロ。若い人たち使ってますけどね。でもやっぱりミュージカルで踊りがしっかりしてるのはよいことです。で、まーなんですが、ちゃんとついていってるのが嬉しかったり。まーは踊れるのはわかってますけどね。外部の、しかもフットルースってダンスのイメージ強いから。ちょびっと、ほんとにちょびっと見劣ってたくらいかな(笑)でも、気にならない程度だったので、良かったと思います。ただ、演技が微妙にところどころくどい。まーの演技のクセなんでしょうけどね。ここそんな大袈裟じゃなくてもいいんじゃん?ってところで鳴海弘二になってたように思います。うん。逆に踊ってる時は坂本昌行ここにあり!って感じではえてましたけどね。ええ、外部の役者さんたちに食われることもなく、そつなくこなした主役って感じだったかな。見ていて安心しました。ええ。まーやっぱり舞台映えしますね。なんて思ったり。それよりもとんでもねーとおもったのはやはり秋山純でしょうか。はまりすぎ。役にはまりすぎてて、なおかつ舞台映えしてて。しかもくどくない(笑)あぶねー!とマジで思いましたね。ウィラード、かなり交換持てました。彼とラスティー役の彼女(パンフ買ってないので名前しらない)はとても劇中好感持てたのは多分役者もあったんだろうな(笑)大袈裟に言ってると思われるシーンでもそう見えないのってやっぱいいんでしょうね。ってことで秋山純、今後もみゅーじかるでてほしいっすね。でもMAとしての活動もこそり好きなんですけどさ(笑)
とりあえず話ですが、シカゴから家庭の事情で田舎町バーモントに母と引っ越してきたレン(まー)。だがしかし、そこはダンス禁止からはじまる町特有の法律でがんじがらめ。ムーア牧師(村井国夫)が筆頭になって法律を施行してたりなんかして。若者たちはそれに息がつまり状態。牧師の娘エリエル(中澤)もその1人。シカゴからやってきたレンは当然奇異な存在として見られ、ちょっと排他的な扱いうけたりなんかしたり。でも、ダンス禁止の原因が数年前の事故のせいだとしったレンは「ダンスは危険ではない」といい、町の人たちにダンス復活を求め、仲間と共に動き出す……という感じの話です。かなりアバウト。ちなみにレン母エセルが未唯さん、エリエル母がケイさんで、おおピンクレディー!と思って浮かれるワタシ(笑)ふたりで歌うデュエットもあるんですよ。生ピンクレディーじゃーん!と大喜び。ラストのダンスシーンなんか、未唯さんスリットのすごいドレスで踊るし。きゃー(@_@)。りんちゃんは、複数役がある脇役なんですが、その歌唱力で1発で分かりましたよ(笑)しょっぱなの教会シーンで上に立ってた時はもうココロの中で「りんちゃーん(T_T)」と嬉し泣きなまるみ。だから浦島りんちゃん大好きなんだよ………。村井国夫さんがうまくしめてましたね。歌もだし演技もだし。息子を事故でなくしたためにカラに閉じこもり、村までも法律でもってカラに閉じ込め、悲しみの中で暮らす牧師、それがレンによってカラから出てくる後半シーンはかなり感動ものでした。村井さんすごい。ホントにすごい。はじめて生で見たけどいいわーと思った次第。ラスティー役の彼女も歌担当。てゆーかエリエルの友達(ウエンディー・ジョーも)は皆歌チームなんですが、声量がしっかりしてるんですよ。ええ、言わせて下さい。中澤さん食われてます。♪誰かが〜み〜てる〜♪の歌のあの3人の歌はかなり聞きごたえありました。ラスティー役の方はウィラードの相手なので結構出てくるんですね。エリエルの親友だし。で、二幕でレンとウィラードの4人でいったダンスホール(なのか?クラブでいいのか?)で私の好きなソロ曲をラスティーが歌い。(涙)よかったラスティーで………。ええ、聞きごたえあるなんてもんじゃない。ココ聞けてやっと「よかったこれ見て!」って思いましたよ。本気でこの曲だけは心配だったんだもん。大好きだったから。ちなみに中澤さん、声量ないです。声細いです。そして歌も娘。の中ではうまいと思っておりましたが、外部であれだけうまい人そろえられると………完全に負けますね。まーではそんなに感じませんが(だってまーは外部多いもん。それに慣れもあるでしょし)彼女が出るととたんに『アイドルの舞台』になってしまうのが残念でした。演技が中途ハンパなんだな、と思いましたね。舞台慣れしてないとやっぱりそういうのってあるんですよね。ちょっとくらい大袈裟にやったくらいの方が舞台にはえる。ダンスとかしてると多分動きにメリハリが出てるからそういうのも自然とある。でも中澤さん……どっちも無いし。でも慣れの問題だし、いいものはあると思ったので今後も舞台出て鍛えてほしいな〜と思います。いつだったかのPERSONで「女優、中澤ゆうこ」について語ってましたが、女優としても生きていくならそれは避けてとおれない問題ではないかと。だって、ヘッドセットマイクであの声量は………やばいってば(汗)。「Almost Paradise」でもまーが声押さえてるんだもん(汗)ソロになった瞬間、声量アップの坂本昌行ってどうよ?って思っちゃった。かわいそうだけど……中澤さんで舞台の質下げてると思ってしまった。あれだけのいい舞台なのにね。そこが残念。でも好きな女優ではあるのでこれでテレビに引っ込むより、舞台にどんどんでて鍛えてほしいなと思います。(実は声量アップした中澤ゆうこさんというのもいつか見てみたい)。
でもホントに見ごたえある舞台でした。劇団ものじゃないものでは私的にはヒットでしたね。うん。スタンディングオベーションもうなずけるかなと。イイもの見ました。はい。みれるものならも一度…とも思いますが、もう楽なのでこれを思いでにしていく所存ですな。ああ、東亜みてえ………。

そういえば余談ですが、植草かっちゃんとMAやらっちが見に来てました。かっちゃんは開演後暗くなってから、やらっちは明るいうちから席について御観覧してました。やらちっちゃいですねー。ちょっとびっくり。(しかし昼には町田さんが来ていたようですし、MAの日ですかね)まあそんだけなんですけど。

とりあえず、舞台終わったら坂本昌行さんには髪黒くして、そしてちょっとだけ伸ばしてほしいです。髪の毛を(苦笑)
以上駄文感想でした。【10/28】

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